こんにちは、トラベル・プレス編集部員のChihoです。
2024年の8月末、私の誕生日祝いとして長年憧れていたパークハイアット京都の「八坂」さんに連れて行ってもらいました。
結論から先に書いちゃうと、今まで勝手に持ってたイメージよりも何倍も素敵な時間をすごせました。
ということで今回は、その時の体験をご紹介しようと思います。
トラベル・プレス編集部員。京都が好きすぎる京都在住の20代女子。週末はもっぱら京都散策。おいしいものを食べたり、鴨川をさんぽしたり、しらない路地を冒険したり。。。趣味は旅行と着物とF1観戦。
>> Profile >>【コラム】ちほのゆったり京都暮らし
パークハイアット京都って?
パークハイアット京都は、ハイアット系列の中でも最上級グレードのホテルで、洗練されたサービスとデザインが特徴。
京都の人気観光スポット、二寧坂に位置し、八坂の塔を望む絶好のロケーションを誇ります。
一泊23万円以上する超高級ホテルであり、2023年には世界で初めて開催された「世界トップ50のホテル」に選出されました。
2023年9月19日(火)、パーク ハイアット 京都は今年初めて実施された2023年の「世界トップ50のホテル」の初回ランキングでNo.30に選出されました。関西からはパーク ハイアット 京都が唯一の選出です。この栄誉あるリストには、世界の6大陸にまたがる35の異なる地域からホテルが選出されています。
“パーク ハイアット 京都 2023年初実施の「The World’s 50 Best Hotels」に選出”. PRTIMES. 2023年9月20日.
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070995.html
日本から世界トップ50のホテルに選ばれたのは3ホテルだけ。ほかの2つは東京の「アマン東京」と「星のや東京」です。
パークハイアット京都の3つのレストラン
パークハイアット京都にあるレストランは以下の3つ。
- シグネチャーレストラン 「八坂」← 今回紹介!
- カジュアルダイニング「KYOTO BISTRO」
- 山荘 京大和
カジュアルダイニング「KYOTO BISTRO」は価格抑えめのレストラン。サンドイッチやパスタなど、色々なメニューがあります。
山荘 京大和は明治10年創業の由緒ある料亭。パークハイアット京都は、実は京大和の敷地内にあるんです。建物は江戸末期に桂小五郎ら志士が集まった「翠紅館会議」の場でもあり、現在は京都市の保護建造物に指定されています。
上記レストランの他にも、ラウンジスペースの「ザ リビングルーム」や、バーの「琥珀」があります。
バー「琥珀」は今回紹介するレストラン「八坂」の隣にあり、ここも景色が良くて有名です。
シグネチャーレストラン「八坂」って?
パークハイアット京都内にあるレストラン「八坂」は、その名の通り八坂の塔が一望できるレストラン。
シェフが目の前で調理するライブキッチン式で、地元京都の食材を使用したフレンチと鉄板焼を楽しめます。
全面ガラス張りのお部屋からは、目の前にドーンと八坂の塔!遠くに京都タワーもあります。
お席は中央の鉄板を囲むように10席。同じ部屋が左右に2つある仕様です。
高級レストランなので入念に準備しました…
八坂のようなハイエンドなレストランに行く機会はなかなか無いため、しっかり目に事前していきました。
ここでは調べたことや準備したことを簡単にまとめておきます。
入念にというか、わくわくして色々調べただけですが…
予約したコース
今回は「青龍」のコースを予約。3つあるコースの真ん中のコースです。
- 八坂 (税込 \35,200)
- 青龍 (税込 \27,500)
- 東山 (税込 \22,000)
それぞれに15%のサービス代がプラスされます。
ちなみに入店時間は17時~17時半、20時~20時半の2部制。綺麗な夕焼けが見たいなら17時~17時半で予約しましょう。
ドレスコード
公式サイトに記載のドレスコードは以下。
八坂では、ビーチサンダル、男性のランニングシャツやタンクトップなど袖無しの衣服、男性のショートパンツでのご来店をご遠慮いただいております。
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-kyoto/itmph/dining/yasaka
1人2万円以上するホテルレストランですが、そんなに堅苦しくなく、女性は綺麗めな恰好であればOK。男性は襟付きが良いかと思います。
実際に行ったときは、ガッツリ肩出しの露出度多めな女性もいらっしゃいました。
私は趣味の着物で行きました。もちろんちゃんとドレスアップしたい場合でも浮きません。
食事のマナー
和食やフレンチは経験があるのですが、鉄板焼のマナーがいまいち分からず「???」な状態でした。
ですが、「八坂」はフレンチと鉄板焼なので基本はフレンチのマナーでOKそう。
実際には海外、特に中国系のお客さんが多く、マナーもそんなに気にしすぎなくてもOKな雰囲気でした。
カトラリーはナイフ・フォーク・お箸があり、好きなものを使えます。
当日の体験
それではいよいよ当日の体験をご紹介していきます!
当日、自宅からホテルまではタクシーで。観光客で大混雑の二寧坂に入ってすぐの立地です。
レストラン「八坂」はパークハイアット京都の4階にあり、スタッフさんに案内していただきます。
席に着くといきなりドーンっとこの景色!
全面ガラス張りの窓から八坂の塔と京都市街を一望できます。贅沢すぎる…
今回は右のお部屋の真ん中の席に座らせていただきました。
木目調の美しいテーブルにサービスプレート。
これから始まる食事への期待が高まります!
今回のドリンクはワインペアリングを予約してくれていました。
最初のドリンクはシャンパン。ルイナール ブラン・ド・ブランです。
グラスはリーデルで統一されているよう。
こんな感じで目の前でお料理が出来上がるところを拝見できます。
個人的に、ライブキッチンとか、調理を見られるカウンター席が大好きなのでウッキウキです。
シェフの繊細な手さばきにウットリするんですよね…♡
見るからに高そうな、そしてちゃんと手入れされてる調理道具とかも好き…♡
最初のお品が運ばれてきました。
雲丹 ワカモレ カラマンシー
上からきゅうりのグラニテをかけてます。とおっしゃってたような。
雲丹の濃厚な味わいときゅうりのさっぱり感がたまらん。
2品目。
カチョカバロ 万願寺唐辛子 ズッキーニ トマト
北海道のふるさと納税でよく拝見するカチョカバロの一品。
カチョカバロ、自宅で食べてもいまいちピンとこないのですが、これは美味しかった…!
日が傾いてきました。
西日が直撃してくると、「まぶしいですよね、ちょっとブラインド下げましょうか。」とシェフ。
終始気さくに話かけてくださり和みます。
高級レストランだ!と思ってた緊張も、このころにはどっか行ってました。
日が沈む瞬間。綺麗…
そして絵になるシェフ…景色と料理姿だけで写真集出せそうやんと内心。
3品目の写真を撮り忘れたので4品目。
甘鯛 無花果 酢橘 サバイヨン
鯛の皮がパリッパリで食感がよく、ソースともよく合います。
日が落ちた後の京都。
京都が大好きで、色々なところで色々な景色を見ては、いつも感動するのですが、ここからのTHE 京都な景色も最高です。
東京とかバンコクみたいな摩天楼も良いけど、やっぱり京都の「街と自然が共存してる」感じの景色が好きなんですよね。
ウェスティン都ホテル京都からの景色もそんな感じ
メインディッシュ前のお口直し。
メインディッシュは黒毛和牛です。
黒毛和牛テンダーロイン グラニースミス 山葵
青りんごと山葵を掛け合わせたソースが絶品!山葵の風味は残しつつ、ツンと来る刺激は和らいでいておいしい!お肉とよく合う!
締めのごはんは贅沢にカニです。
京丹後産 コシヒカリ 毛蟹 枝豆 茗荷
混ぜ合わせる前に見せてくれました。味だけでなく目でも楽しませてくださいます。
出来上がった締めのごはん。
カニにさっぱりした茗荷が合わさってどんどん進みます。
このころには9割ぐらいお腹いっぱいだったのですが、もちろん完食。(笑)
台風一過で綺麗な夕焼け。
雲が太陽に照らされて、様々な景色を楽しませてくれます。
京都市は建物の高さ制限をしているので、東山の斜面に建っているパークハイアット京都から京都市街を一望できるんですね。パークハイアット京都自体は特別高い建物ではありません。
デザートに使う桃と、フランベ用のお酒。
ぷりぷりの桃が贅沢に盛られています。
デザートと同時にバースデープレートを下さいました!
八坂の塔の形をしたチョコレートなど、すべて食べられますよ~とのこと。
連れてきてくれた夫に感謝です…!
お腹に入らなそうであればデザートの量を調整できますがいかがなさいますか?と聞いてくださった理由がここで判明しました。確かにデザートだけでかなりボリューミー!
八坂の塔をバックに写真。この写真だけであと6か月は余韻を楽しめそうです。
食事が始まったときから、「お好きなタイミングでお写真おとりしますので~!」と声をかけてくださっていたスタッフさん。誕生日なので気を使ってくださっていたようです。ありがとうございます
写真を撮るのを忘れちゃったのですが、最後はデセールと台湾のウーロン茶をいただきました。デセールはお腹いっぱいだったのでお持ち帰り用に包んでくださいました。
なんと最後の最後に木箱入りのお土産まで!
あとから調べたところ、季節によってお土産が変わるようで、私たちの時は「ショコラ入りのブリオッシュ」でした。
ブリオッシュにはトリュフが練り込まれており、かじった瞬間フワッと香りが広がります。
翌日の朝に八坂でのお食事の余韻と共にお楽しみください。
とのこと。最初から最後まで高級ホテルのホスピタリティを堪能させていただきました…!
基本情報
電話番号:075-531-1234
住所:京都府京都市東山区桝屋町360 パークハイアット京都 4F
入店時間 17:00~17:30 / 20:00~20:30
ドレスコード:ビーチサンダル、男性のランニングシャツやタンクトップなど袖無しの衣服、男性のショートパンツNG
チャイルドポリシー:12歳以上入店可
まとめ&総合評価
今回は京都の超一流ホテル、パークハイアット京都 シグネチャーレストラン「八坂」での体験をまとめてみました。
高級ホテルや高級レストランって、景色やお料理ももちろんですが、やはりスタッフの方のホスピタリティが良いと満足度が高くなる傾向にあります。
まだ私どもが若いというのもあり、超高級ホテルに行って肩身の狭い思いをしないかな…と少々不安だったのですが、終始つかず離れず、気さくに接客してくださり、和やかに楽しい時間を過ごすことができました。
また別の季節に必ず伺いたいと思います
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