2025年F1シンガポールGP完全ガイド【チケットや出演アーティスト、タイムテーブルなど】

「シンガポールGPに参加してみたいけど、情報がまとまってないし不安だな。。」

とお困りの方はいませんか？

そんな方に向けて、2024年に現地観戦した筆者が【2025年のF1シンガポールGP完全ガイド】を作成しました！

今回の記事では、おすすめ観戦エリアからチケットの買い方、必要な持ち物まで、必要な情報だけを解説します！

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トラベル・プレス編集部員。旅行が大好きな京都在住の20代女子。気の向くままに旅行してたら、いつのまにか世界中25都市を巡ってました。おいしいものを食べたり、街並みをながめたり、きれいな景色をみたり。。。趣味は着物とF1観戦です。
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シンガポールGPとは？

シンガポールGPは毎年9月~10月に開催されるF1（フォーミュラワン）のカーレース。

世界でわずか20人の選ばしレーサーが、約1年かけてチャンピオンの座を争うアツい大会の第18ラウンドになります⇩

通常は専用のサーキットで開催されるF1ですが、シンガポールGPはアジアで唯一の市街地サーキット。

公道をF１の期間中だけ完全通行止めにして作るサーキットなので、専用のサーキット場よりも狭いのが特徴です。

そのため毎年、大きなクラッシュや激しいバトルなど、興奮間違いなしのレースが展開されます！

2025年のレース日程と場所

レースはシンガポールの中心地「マリーナベイ市街地コース」で開催されます。

2025年は10月3日（金）から10月5日（日）までで、フリー走行、予選、決勝の順番で進行していきます。

詳細な日程は決まり次第更新します。（以下、2024年の情報）

FPとはフリー走行のことで、レース前の練習や車の調整をする時間です。

後ほどチケットの部分で詳しく紹介しますが、１日券はちょっとお安くゲットできるので、F1の雰囲気を感じたいだけの方は1日だけ行くのもアリです。

音楽フェスも開催。過去に出演したアーティストをご紹介！

レース期間中はいろんなイベントが開催されますが、特にすごいのが超有名アーティストのライブ。

ここからは2024年の出演アーティストをご紹介します！

2024年シンガポールGP 出演アーティスト一覧

2024年に出演したアーティストをご紹介します。

注目のアーティスト！

ここでは私が個人的に注目したアーティストをご紹介します。

OneRepublic(ワンリパブリック)

OneRepublicはアメリカ出身のポップロックバンド。代表曲は2007年の「Apologize」。

2022年にはトムクルーズ主演映画『トップガン マーヴェリック』の挿入曲「I Ain’t Worried」も大ヒットしました。

BABYMONSTER(ベイビーモンスター)

BABYMONSTERは韓国の人気エンターテイメント会社YGエンターテインメントから約7年ぶりにデビューした人気ガールズグループ。

韓国・タイ・日本のメンバー7人で構成されているそう。

Tones and I(トーンズ・アンド・アイ)

Tones and Iはオーストラリア出身の世界的に有名なシンガーソングライター。

代表曲は2019年の「Dance Monkey」。

独特の声とキャッチーなメロディが特徴で、ライブパフォーマンスもエネルギッシュで魅力的だそう！

【参考】2024年のタイムテーブル

2024年は公式サイトのスケジュールが見にくかったので、タイムテーブルを作成しました！

ぜひ2025年のご参考になさってください。

チケット選びのポイントと価格

いざチケットを買おうとしたときに困るのが種類の多さ。

私も同じく迷った身なので、ここではチケットを選ぶときの３つのポイントをご紹介します。

「F1の雰囲気を軽く感じたいだけなんだよな～」という方は金曜日の1日券が安くておすすめです。

シンガポールGPのサーキットは4つのゾーンに分かれています。

「雰囲気とライブだけ楽しめたらいいや」とか「家族がいるから移動するのしんどいな」という方はゾーン4だけ入れるチケットがお得です。（有名アーティストはゾーン4で演奏することが多い。）

チケットは観戦スタイルごとに上記の名前が付けられています。

料金は全体通して日本GPよりも高く、１日券の安い席で128S$（約1.5万円）から。

VIPパッケージだと数千S$（100万円以上！）に及ぶこともあります。

グランドスタンド（指定席）約1.5万円～

それではグランドスタンドから詳しく見ていきましょう！

１日券なら128S$（約1.5万円）から。

3日券なら498S$（約6万円）から 1988S$（約23万円）まで幅広く用意されています。

グランドスタンドの観戦席はコース全体に17か所あるので、下のマップを見ながら好きな席を選んでくださいね。背景が緑の席はゾーン４のみ入場可。グレーの席は全ゾーン入場できます↓

おすすめの観戦席は下の「タイプ別！おすすめの観戦席」でご紹介します。

コンビネーション（色んな席の組合せ）約7.1万円～

コンビネーションチケットは、毎日違う場所からレースを観戦できる特別なセットプラン。

価格は一番安いので598S$（約7.1万円）から高いので1,188S$（約14.2万円）までです。

ウォークアバウト（立ち見）約4.1万円～

ウォークアバウトは立ち見のチケット。

コース周辺のいろいろなポイントから自由に観戦できるため、レースを様々な角度から楽しめます。

プレミアウォークアバウトは、すべてのゾーンに入場できるチケット。価格は3日間で598S$（約7.1万円）。

ゾーン４ウォークアバウトは、 その名の通りゾーン４だけ入場できるチケット。ライブなどのイベント重視派はこっちでもＯＫ。価格は3日間で348S$（約4.1万円）。

タイプ別！おすすめの観戦席

チケットの大まかな種類が分かったところで、ここからはタイプ別のおすすめ観戦席をご紹介していきます！

とにかく良い席で見たいなら

とにかくいい席で見たい方には、スタートやピット作業の迫力を間近で体感できるホームストレート近くの席がおすすめ！

レース後のインタビューや表彰台も全部このエリアで行われます。

また、実況用のモニターが多いからレースの状況が分かりやすいのもポイント！

ホームストレート付近のおすすめ席	価格（3日券）	おすすめポイント
スーパーピット・グランドスタンド	1,988S$ (約24万円)	ピット作業が見やすい上の方の席。
ピット・グランドスタンド	1,388S$ (約16.5万円)	スタートやピット作業の迫力を楽しめるバランスの良い席
ターン１・グランドスタンド		スタート直後の激しいバトルを楽しめる
ターン２・グランドスタンド

マップで見るとこのあたり（色のついている席）⇩

コスパ・イベント重視派なら

コスパを重視するなら、ゾーン４のチケットがおすすめ！

主要なアーティストのライブもゾーン４で開催されるので、F1全体のお祭り感を味わえます。

コスパが良い席（安い順）	価格（3日券）	おすすめポイント
ゾーン４ウォークアバウト	348S$ (約4.1万円)	立ち見。3日間では最も安いチケット※1
スタンフォード・グランドスタンド	498S$ (約5.9万円)	シンガポールGPの中で数少ないオーバーテイク（抜き去り）ポイント※1
パダン・グランドスタンド	598S$ (約7.1万円)	ライブステージに一番近い席※1
オレンジ＠エンプレス・グランドスタンド		夜景とレースを楽しめる※1
コノート・グランドスタンド		高速で走り抜ける車のバトルが楽しめる※1
スタンフォード・コンビネーション		ピット・パダン・スタンフォードの席を日替わりで楽しめる。

席がつくチケットは、マップで見るとこのあたり（色のついている席）⇩

おすすめのチケット購入方法

2025年のチケット購入方法は大きく３通りあります。

良い席で見たい！という方は座席のブロックまで指定できる公式サイトがおすすめ。2025年のチケットは2024年10月1日から早割チケットが発売されます！

F1観戦におすすめのホテル・エリア

世界中からF1ファンが集まるこの時期は、残念ながらホテル料金もかなり高額。。。

レース会場近くの高級ホテルはもちろん高いんですが、ほとんどのドライバーや首脳陣が宿泊するので、運がよければドライバーたちと遭遇することも！

費用を抑えたい場合は、少し離れたエリアでの宿泊がおすすめです。

シンガポールGPに参加するための総額が知りたい！

GPの時期はホテルの値段も跳ね上がるため、旅行代は少なく見積もっても25万円以上かかります。。

私たちは2人で約70万円。以下内訳です。

内訳	詳細	費用
チケット	ターン2・グランドスタンド	32万円（2人分）
ホテル	ノベナ駅近辺の4つ星ホテル（3泊）	23万円（マリオットのポイント宿泊のため無料）
航空券	シンガポール航空エコノミークラス	18万円（2人分）
食事・現地交通費	ホーカーなどで節約。地下鉄は安い。	20万円
合計	–	70万円

シンガポールGPのチケット

まずチケットは安いプレミアウォークアバウト（立ち見）と迷ったんですが、シンガポールの厳しい暑さの中で立ち見は体力的にキツイと思いグランドスタンドに決定。

結果大正解でした。ウォークアバウトは炎天下の中サーキットの中をぐるぐる歩き回ることになるから、取ろうとしてる方は注意してね。

ホテル

ホテルは会場から電車で12分離れたノベナ駅の「コートヤード バイ マリオット シンガポール ノベナ」に宿泊。

F1会場から電車で20分、駅直結、1階にはスーパーやコンビニあり。めっちゃ安い訳ではないですが、F1期間中は周辺ホテルの値段が爆上がりするので相対的にコスパはよかった！

普通に予約すると3泊で23万円でしたが、今回はマリオットのポイントで宿泊するので無料でした。

航空券

航空券はシンガポール航空の直行便で、１人約9万円。

できるだけ安く済ませたい方はLCCの「scoot（スクート）」もおすすめです。

食事・現地交通費

現在、シンガポールの物価は日本よりも高いです。

ただ、屋台が集まる「ホーカー」を利用すれば1000円以内で食事もできるので、上手くすれば節約できます！

シンガポールGPの持ち物をかんたん紹介

シンガポールGPを存分に楽しむためには準備が肝心。

ここでは、レースを快適に、そして最大限に楽しむために、役立つアイテムを厳選しました。

これから紹介する持ち物リストを参考にして、万全の準備でシンガポールGPを楽しみましょう！

靴は歩きやすくて汚れてもいいものを！

シンガポールGPのサーキットは1周約5キロあり、暑さもあって疲れやすくなります。

特に雨が多い9月は泥や水たまりでも大丈夫な歩きやすくて汚れても気にならない靴が必須です。

私のおすすめは「KEEN ダブルケー450 サンダル」。安定したソールで長時間歩くときでも安心！

かならず必要な「涼」アイテム！

シンガポールの暑さ対策には、ハンディファンやクールリングが大活躍。

私は冷却プレート付きのハンディファンがお気に入り。

雨季のシンガポールはレインコート必須

急なスコールに備えて、レインコートも準備していきましょう。

傘は周りのお客さんの視界をふさいでしまうためNGです。

個人的には300円均とかの物で十分ですが、ポンチョ型の通気性の良いものがあると便利です。

夕方から行く方はサングラスと帽子で日焼け対策

日中から夕方にかけての日差しが強いシンガポール。

フリー走行は夕方から始まるため、座席によっては西日が直撃します。

帽子とサングラスで日焼け対策しましょう。

おしりを守るためにクッションも。

レースは2時間以上続くのでおしりを守るために、携帯用のクッションがあると快適。

硬い椅子や地面からの衝撃を和らげ、疲れにくくなります。

汗拭きシート・ウェットティッシュ・タオル

湿度の高いシンガポールでは汗拭きシートも必需品。

また、海外ではおしぼりを貰えないので、食べ歩きの時にサッと手を拭けるウェットティッシュがあると便利です。

応援グッズがあると楽しさ倍増！

せっかくシンガポールまで行くなら応援グッズも持っていきましょう！

応援グッズがあると、選手と遭遇した時にサインをもらえたり、国際中継に映してもらえたりと何かと楽しいです！

気になるシンガポールGPのグッズ情報

イベントとなれば、かっこいいグッズも楽しみの一つですよね。

ただ、人気のチームのグッズは決勝日までに売り切れてしまうことも。

絶対にほしいグッズがある方は、到着日すぐに買うか、F1公式ストアからの事前購入がおすすめです。

どんなグッズがあるの？

会場で着られるTシャツやキャップの他に、ミニカーやミニヘルメット、ファイルなど様々なグッズが販売されます。

以下は、現在F1公式ストアとシンガポールGP公式ショップで販売されているグッズの一部です。

ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

※シンガポールGPでは取扱いの無い商品がある場合があります。

かわいい帽子も

その他アイテム。

シンガポールGPの公式グッズも。

シンガポールGPの公式グッズはこちらで見られます。

個人的に楽しみなポイント

では最後に、シンガポールGPの中で私が個人的に楽しみにしているポイントをご紹介します。

日本人レーサー角田裕毅さんの活躍に期待！

2021年にF1にスピード出世した角田裕毅（つのだゆうき）さん。

レッドブルの弟チームである「VISA Cash App RB Formula One Team（ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラ・ワン・チーム）」のドライバーです。

2023年までは車のパフォーマンスも悪く、結果が残せませんでしたが、今年は角田さんも車も徐々に調子を上げています！

今年の開幕から何度も入賞しているので、シンガポールGPも期待したいです！

市街地コースだからこその激しいバトル！

シンガポールGPは一般の道路を使用するため、普通のサーキットよりも道幅が狭め。

そのため激しいバトルやクラッシュなど見どころ満載です！

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事を参考にシンガポールGPを最大限楽しんでいただけたら幸いです！